hiro-shugo’s diary

グダグダ雑談日記

櫻子さんの足元には

 

こんにちは!

中の人のヒロです(フルマラソン完走した方)

 

今日、紹介する本は表題の通り!

「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」です。

 

昨年、アニメ化をしたため知っている人も多いかと思いますが、骨を題材にしたミステリー作品です。
 
 
今回はこの作品のオススメポイントを紹介したいと思います。
 
 
1.櫻子さんが可愛い
表紙の絵が綺麗なのは勿論の事、凛とした普段の姿からは想像出来ない時々見せる彼女の拗ねた様子や正太郎を心配する姿には心惹かれるものがあります。
 
2.ライバル
古来からミステリー作品にはライバルの存在は必要不可欠です。
シャーローク・ホームズとジェームズ・モリアティー教授、明智小五郎怪人二十面相、そして近代で言えば名探偵コナンと黒ずくめの男達--もしくは怪盗キッド
 
この作品も数々のミステリー作品と同じように、九条櫻子のライバルが存在します。
その存在の名は花房。櫻子さん、そして正太郎をしばしば気にかけるシリアルキラー。彼は決して自ら手を汚さず、人を殺します。
愛するものは頭蓋骨の中にある蝶形骨。その本当の姿は誰も知らず謎に包まれています。
 
すべての巻に登場するわけではなく、程よいレベルで出てきており、ストーリーを盛り上げる重要な役割を担っています。
 
 
尚、私の中で、彼はバスカヴィル家の犬に出てくるジェームズ・モーティマー医師の次に頭蓋骨を愛する人間と認識されています。
 
 
3.骨
この作品を語る上で骨は必要不可欠なものとなっております。
 
・アライグマなどの歯の型
・骨を簡単にバラす方法
・匂いなしで骨と肉を分離させる方法
・骨の指輪
 
骨に関する様々な豆知識を吸収することができます。
 
 
4.数々の濃いキャラクター
誰よりも骨に縁のある正太郎、奇人櫻子さんを筆頭に他の人達も中々強い特徴を持っている人が多いです。
 
植物しか愛せない先生。
保身の為にゴスロリをする友人
友人2人に自殺を強要し、死んだ女の子
 
それぞれのキャラに素晴らしい要素があり、読んでいて楽しいものとなっております。
 
 
 
さて、この作品の魅力について語ってきましたが、皆さんどうでしょうか?
 
読んで感想を教えて頂ければ幸いです。
 
 
-----追記-----
尚、気になるアニメの続編ですが現在櫻子さんは10巻まで販売されています。
 
 
それに対して、昨年のアニメ放送では5巻までの内容が封入されております。(後半、少し話の内容が小説と異なっているため、はっきりとはいいきれない)
 
ということは、前回アニメに使ったストック分は溜まっていることになりますね。もしかするとアニメ二期が来る日も近いかも……