そして誰もいなくなった(下書き)
こんにちは!
中の人のヒロです。(よく寝る方)
今日も過去の名作を紹介していきたいと思います。
本日の作品はこちら!
前回の小説紹介に引き続いてアガサ・クリスティの作品である【そして誰もいなくなった】です。
つい2ヶ月ほど前には同名の全く異なる内容のドラマがやっていましたよね。
私も見ましたが、ちょっと繋がりが厳しく感じるところもありましたが、十分に楽しみました。
とドラマの話は置いといて、今回は小説について説明していきますよ!
1.クローズド・サークル
はい、まずこの説明をするにあたり皆さんはクローズド・サークルと言う物をご存知だろうか?
クローズド・サークルはミステリー用語の一つで、外部との連絡が取れなくなった孤立無縁の状態で起こる事件のことです。
吹雪の中、山奥にポツンと佇む小屋
出入り口が封鎖された部屋
しかり、ミステリー作品ではよく起こる現象の一つですね。
少し前に人気になったインシテミルなどもクローズドサークルの代表作ですね。
とまぁ、ここまで話せばお気付きだとおもいますが、この作品もクローズドサークルの代表作です。
孤立無縁の島に集められたある人達。
そこで次々と起こる殺人事件。ハラハラドキドキの展開となっています。
2.数え唄殺人
数え歌殺人とはある唄になぞらえて次々に人を殺していく殺人方法である。
別名?で見立て殺人という言葉もあるが、こちらの方を聞いたことがある人の方が多いかもしれない。
とにかく、そして誰もいなくなったではこの数え歌殺人が採用されている。
孤島にいる人たちがマザーグースの唄になぞらえて次々と殺されていく。
そして1人死ぬたびに減っていく人形。
次は誰が、どのように死ぬのか。死人に申し訳ないが、そこにドキドキさせられました。
尚、他の見立て殺人の代表作としては【殺しの双曲線】などが挙げられます。
3.犯人は?
今でこそ、主流になったトリックであるため今の時代を生きる人たちが犯人を推測するのは可能かもしれません。
しかし、発売された当初1940年頃にはこのトリックはあまり知られなかったはず。
今までのミステリー作品の知識を一旦外して読んでほしい作品です。
さてさて、どうでしたか?
【そして誰もいなくなった】はアガサ・クリスティの作品の中で私が最も好きな作品です。是非読んでみてください。