ひるね姫
こんにちは!
中の人のヒロです。(wbcを見るあまり更新を忘れてた方)
今日も小説の紹介をしていきたいと思います。
本日紹介する作品はこちら!
そう、3月18日に全国ロードショーを控えてる【ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜】です。
今回はこの作品のオススメポイントというよりかは読んだ感想を伝えていきたいと思います。
ネタバレが少し入るのでお気をつけを!
森川ココネは昼寝が得意な女子高生。
彼女は夢の中ではいつも塔に囚われたお姫様であった。
東京五輪を間近に控えたある日、ココネの父親が突然警察に捕まる。
その父を助けようと幼馴染のモリオと東京に向かう。
しかし、ココネが寝ると一瞬にして、鬼とロボットが戦うファンタジーな世界に移行。しかも、それが現実とリンクしている。
夢の中では使える魔法。
それを駆使して父親を救う旅が始まる。
とまぁ、少し大袈裟に説明してるとこもありますが、あらすじはこんなところです。
では気になった点をいくつか
1.自動運転技術
この作品は、本当に時事ネタを上手いこと取り入れていますね。ココネの父親が捕まった一因にはこの自動運転技術が絡んでいます。
東京五輪に自動運転技術、本当の意味で現実と夢(物語)がリンクしたお話ですね!
2.夢の世界
ココネが見る不思議な夢の世界。
現実とリンクし、またココネだけではなく、ココネの近くにいる人にも伝染し、現れる別世界。
そこにココネの死んだ母親の秘密が詰まっていることを知った時はうまく作られているなと感じさせられた。
3.夢の世界とのリンク
夢の世界と現実をリンクさせるのは非常に面白いと思った。
しかし、クライマックスでのリンク(ココネが30階から落ちかけるシーン)は非常に表現が分かりづらかった。
夢の世界でありながら、ベワン(悪役)
が、リアルで起きてることを拡散することなど、夢の世界と現実世界の境界線がしっかりと定まらず、見てて混乱した。
というか、つまらなかった。
正直なところ、最後のリンクに関しては残念で仕方ない。
これが本だから起きる現象であり、映像作品としては素晴らしい作品に仕上がっていることを期待する。