櫻子さん
こんにちは!
中の人のヒロです(来週の今頃は東京にいる方)
本日も本の紹介をしていきます。
今回紹介する作品はこちら!
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡 (角川文庫)
- 作者: 太田紫織,鉄雄
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/03/25
- メディア: 文庫
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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡です。
以前、櫻子さんシリーズを一纏めに紹介したことがありますが、今回は新刊が出たため、改めて新作のみの紹介をしていきたいと思います。
今回の作品、蝶の足跡は櫻子さんシリーズの11巻目にあたります。
そして、今回はどちらかというと長編作品になるのかな?
ではまず内容の紹介をしていきたいと思います。
ネタバレ注意
櫻子さんが旅行に出掛け、帰ってこないことを不安に思う正太郎
そんなある日、母が貸している部屋で、その住民の死体が見つける。しかし、その瞬間正太郎の頭に衝撃が襲う。そのまま意識混沌と眠る正太郎。目を覚ますとそこには旅行から帰ってきた櫻子さんの姿が、、
この殺人には凶悪犯の影も潜めており、背後に花房がいると疑った二人は早速事件の調査を行う。
調査を行うことにより見えてきたのは、
裁判員、飲酒運転、監禁、そして放火
など、この事件の裏に潜む人の記憶。
二人は事件の真相にたどり着き、最後にある約束を交わす。
とまぁ、大体の流れはこんな感じとなっております。
ちなみに蝶の足跡という題から花房が本格的に出てくる巻と想像している貴方
残念ですが、花房自体は今回の事件、最後に絡みはあったものの、そこを除いて今事件に関与はしていません。
では感想を。
まず読み終えて1つ感じたのは謎の人物が増え、さらに花房の正体が深まったなということ。
花房曰く、この事件には最後しか関与していない花房。
しかし、事件の始め、正太郎は気を失っている間にある言葉を耳にする。
そうだ、まだ君は殺さない。羽化には食餌が必要だからね。
果たしてこの言葉は本当に花房が口にした物なのか、もし違うならその人物と花房の関係性は?
謎が一層深まります。
また今回の事件についての感想を述べますと、やっぱり人って正義と悪の間で揺れるんだなと感じました。
ある行為が正義だとしても、それは一歩間違えれば悪になる。また逆も然り。
何が本当に正しいことなのか?
やはり正しいことに正解はないのでしょうか?
とまぁ、あらすじと感想を述べてきましたが、どうでしたか?
また櫻子さんの2期のアニメ化についてですが、前作の人気度も関係すると思いますが、話自体は1期のアニメからたまり、作れるようになったのではないかと思います。
ドラマの件については、観月......
いえ、触れるのはやめておきます。ではまた