hiro-shugo’s diary

グダグダ雑談日記

心機一転

どもどもー

しゅーごっす( ̄▽ ̄)

 

長い間休止期間が続いてしまって申し訳ない

 

前回の休止期間ではただただ忙しかったために更新が滞っていただけだが今回の休止期間にはちゃんとした理由があるのである!!

 

 

まず

ブログをグレードアップしたのです

何も変わっていないように感じると思いますが新しくブログをはじめる形でグレードアップしました

(後で新しくなったブログのURLは貼っときます)

心機一転して小説や漫画のオススメ記事を書いていくためのブログを稼働させました

つい先日からですが

 

なので僕たちのオヌヌメがみたいと思ってくれている方がいましたらそちらのページに飛んでみてください

 

 

その他に何が変わったのかというと

僕の場合は雑談用のブログも作っております

まーこれについては全く何も書いてないけど

一応URLは貼り付けときます

 

こんな感じで今までカテゴリを用いて分けていたものをザックリとブログごとにわけるという方法を取っていこうと考えたのです

 

これが僕らのブログにて大きく変わったところですかな

 

最後になりましたが

これからも自分たちなりに頑張っていくのでよろしくお願いします

 

以上

しゅーごさんでした

 

 

おすすめ小説・漫画

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櫻子さん

こんにちは!
中の人のヒロです(来週の今頃は東京にいる方)

本日も本の紹介をしていきます。

今回紹介する作品はこちら!

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡です。

以前、櫻子さんシリーズを一纏めに紹介したことがありますが、今回は新刊が出たため、改めて新作のみの紹介をしていきたいと思います。


今回の作品、蝶の足跡は櫻子さんシリーズの11巻目にあたります。


そして、今回はどちらかというと長編作品になるのかな?


ではまず内容の紹介をしていきたいと思います。
ネタバレ注意













櫻子さんが旅行に出掛け、帰ってこないことを不安に思う正太郎

そんなある日、母が貸している部屋で、その住民の死体が見つける。しかし、その瞬間正太郎の頭に衝撃が襲う。そのまま意識混沌と眠る正太郎。目を覚ますとそこには旅行から帰ってきた櫻子さんの姿が、、

この殺人には凶悪犯の影も潜めており、背後に花房がいると疑った二人は早速事件の調査を行う。


調査を行うことにより見えてきたのは、

裁判員、飲酒運転、監禁、そして放火


など、この事件の裏に潜む人の記憶。


二人は事件の真相にたどり着き、最後にある約束を交わす。



とまぁ、大体の流れはこんな感じとなっております。

ちなみに蝶の足跡という題から花房が本格的に出てくる巻と想像している貴方






残念ですが、花房自体は今回の事件、最後に絡みはあったものの、そこを除いて今事件に関与はしていません。



では感想を。

まず読み終えて1つ感じたのは謎の人物が増え、さらに花房の正体が深まったなということ。

花房曰く、この事件には最後しか関与していない花房。
しかし、事件の始め、正太郎は気を失っている間にある言葉を耳にする。


そうだ、まだ君は殺さない。羽化には食餌が必要だからね。


果たしてこの言葉は本当に花房が口にした物なのか、もし違うならその人物と花房の関係性は?


謎が一層深まります。



また今回の事件についての感想を述べますと、やっぱり人って正義と悪の間で揺れるんだなと感じました。

ある行為が正義だとしても、それは一歩間違えれば悪になる。また逆も然り。

何が本当に正しいことなのか?

やはり正しいことに正解はないのでしょうか?





とまぁ、あらすじと感想を述べてきましたが、どうでしたか?


また櫻子さんの2期のアニメ化についてですが、前作の人気度も関係すると思いますが、話自体は1期のアニメからたまり、作れるようになったのではないかと思います。

ドラマの件については、観月......

いえ、触れるのはやめておきます。ではまた

三日月14

送信


そして友梨はそう言うと私に携帯を返してきた。


「何したの?」


私はそんな友梨に対し、疑問を投げかける。


と言っても私も鈍感ではない――なんとなくだが予想はついている。


私は友梨の返事を聞く前に、メールの送信履歴を開いた。


――――――――
明日17時頃に会えませんか?


――――――――


やっぱり

明日学校が終わるのは16時頃

神崎君が退院するのは午前中だから、会えるようにセッティングしたんだ。


私が逃げ出さないように……


私は勝手にメールを送った友梨を怒ろうとする。


ブブッ


しかし寸前で携帯が揺れた。


えっ……もう?


私はメールを広げる。


―――――――――
17時?
了解です

親に頼んで学校に連れて行ってもらうから校門で待ってて

―――――――――


嘘!?

神崎君が学校に来る?


あれほど待ちに待った神崎君との学校での生活が明日実現する。

私は不安に覚えながらも、来るはず明日を楽しみに思い描いていた。













次の日の午後、神崎君は予定通りの時刻にやってきた。


「よぉ、御堂」

神崎君は手を振りながら私に駆け寄って来る。


もうすでに私の緊張度はMAX


私は神崎君が自分の前まで来たのを確認すると、胸に添えてた手を静かに下ろした。



「神崎君来てくれてありがとね」

「おぅ、別にいいよ。明日から来る予定だったしな」


ニカッと笑う神崎君


私は一体彼の何処を好きになってしまったのだろう。



「そう……あのね。今日は聞いてもらいたいことがあって来てもらったんだ」

ドクドクと鳴る私の鼓動


私は自分の気持ちを今伝える。


「私、神崎君の事が好きになっちゃったの。迷惑かもしれないけど、もし良かったら私と付き合ってください」


これが私の想い


私は丁寧に頭を下げた。


断られるなら断ってくれてもいい。


友梨にそそのかされて取った行動だけどこの行為に悔いはない。


「俺っ!?」


神崎君は驚いている。


私は顔を上げて力強く頷いた。


「うん、嫌なら嫌って言ってくれても構わないから…… でも出来るだけ早く返事を下さい」


20歳までの命と言われながら17歳で閉じる私の人生


寿命3ヶ月と言われたけど、そこまで持つという保証はない。


せめて生きてる内に返事を聞きたい。


私はそう言って立ち去ろうとする。


「!!」


でもその寸前に神崎君に手をかけられた。


「ふんっ、悩まないよ。俺が現在(いま)生きていられるのは御堂――おまえのお陰だ。俺もおまえのことが好き。俺の方こそ付き合って下さい」


「えっ!!」


まるで嘘かのような時が流れる。

私が神崎君と……
本当に嬉しい。


私は神崎君へと振り返り、


「うん、よろしくお願いします」

ニッコリと微笑んだ。